多賀城市（たがじょうし）は、古代の歴史と現代の暮らしが融合する“史都”としての魅力にあふれています。
 
基本情報
所在地：宮城県の中央部、仙台市の北東に隣接する都市。
面積：19.69km²と県内では比較的小規模。
人口：約62,200人（2025年6月時点）。
穏やかな気候で、四季の変化を感じやすい。
 
特産品・産業
工業：仙台港に近く、工業団地が立地。製造業・物流関連が盛ん。
農業：古代米の栽培が行われており、特産品として活用。
特産品：「しろのむらさき」（古代米を使ったグルメブランド）、「多賀城桜」（地酒）など。

観光と文化
多賀城跡：奈良時代に築かれた陸奥国府跡。特別史跡に指定。
多賀城碑（壺の碑）：奈良時代の石碑。松尾芭蕉も訪れた歌枕の地。
末の松山・沖の井：和歌に詠まれた名勝地。
東北歴史博物館：東北の歴史と文化を学べる施設。
多賀城市立図書館：カフェ併設型の先進的な図書館。
伝統行事・イベント
多賀城跡あやめまつり（6月）：800種300万本のアヤメが咲き誇る。
史都・多賀城花と緑のふれあいまつり：市民参加型の文化イベント。
TAGAJO YOGOTO（7月〜8月）：多賀城跡をライトアップする幻想的なナイトイベント。
多賀城ビアサミット（7月）：駅前で開催される市民参加型ビアフェス。
 
最近の動向（2025年）
多賀城創建1300年記念事業が展開中。政庁跡の復元計画も進行。
ゼロカーボンシティ宣言を掲げ、環境施策を強化。
市民活動・文化交流の活性化に向けたイベントや施設整備が進む。